■フレックス
クラブの硬さを表すもの。軟らかいほうから、L・A・R・S・X・XXなどと表示する。
ただし、同じ表示でもメーカーによって硬さは異なることが多い。
■バランス
アイアンクラブの場合、番手ごとにシャフトの長さが異なるため、重量も変わってくる。そこで、
同じセットで重量感(手に持った重さの感覚)を合わせることが必要になってくる。このための指数を
表すのがバランスで、A〜Eに分かれ、さらにそれぞれが各10段階(全部で50段階)に分かれている。
A0がもっとも軽い。
■ロフト角
クラブフェースは、ボールに対して斜めに当たるが、番手頃に異なるこの傾きにより、ボールの
打ち出し角度が変わり、望みの飛距離を得るようになっている。この角度をロフトという。
ロフトの測定方法はメーカーによって若干異なるが、シャフトの中心線とフェイス面の角度
(リアルロフト)にするのが一般的。
■ライ角
クラブシャフトとヘッドの下端でできる角度のこと。適正なライ角は、プレイヤーの体格などにより
異なるが、クラブを自然なアドレスでソールしたときにヘッドの先端が地面から浮きすぎるなら
ライ角がアップライト、ヒール側が浮くならライ角がフラットという。前者はボールが左に、
後者はボールが右に出やすくなる。
■フェ−ス角
フェ−ス面の左右への向きの大小を表すもの。フェースの向きがまっすぐになっているものを
ストレートフェース、左を向いているものをフックフェース、右をむいているものを
スライスフェースという。
■ヘッドスピード
クラブヘッドの動きの速さを表す単位で、メートル毎秒(ms)で示す。厳密にいうと、
インパクトの直前10cmのヘッドの速さを測定するのが正しい。
■キックポイント
シャフトのしなりがもっとも大きいところのことで、この位置がヘッド寄りにあるものを「先調子」、
グリップ寄りにあるものを「手元調子」、中間にあるものを「中調子」という。カーボンシャフトでは、
自在に設定した製品づくりが可能。
■トルク
クラブシャフトのねじれぐあいを表す単位。シャフトの一端を固定し、もう一端に定められた力を
かけて、シャフトのねじれの大きさを測定する。数値が小さいほうが硬く、大きいほうが軟らかい
ということ。
■バルジ
ウッドクラブのフェイス面の曲面の度合いを表す単位。曲面を構成する円弧の大きさを直径で表す。
曲がりが大きいほどギヤ効果を得やすいとされている。
■振動数
シャフトの硬さを示す単位のひとつ。シャフトに定められた力を加え、一定の時間内の振動数を
測定する。フレックスによる硬度表示より細かく、正確に表せる。
|