銭の勘定より人の感情?
「銭の勘定より人の感情?」 銭の勘定って大切ですよね。 いくら綺麗ごとを言ったところでお金は必要で大切なものです。
ただ銭の勘定ばかりしていると、人の感情を損ねて結局お金を失うことになる。 人間というものは、最終的に、損得勘定ではなく感情で物事を判断するのです。
昔、僕は仕事の取引で、一度だけ大失敗をしました。 どう考えても取引先にも滅茶苦茶よい話なのに断られました。
当時の僕は、一生懸命に銭勘定に励んでいましたのでその理由がよく理解出来ませんでした。 その後、暫らくしてからその取引先の方とお会いする機会があり、その断られた話が出た時に理由がハッキリしました。 どうもその時に僕が、取引先の担当者に対して「御社にも滅茶苦茶よい話」というのを強調しすぎて、その担当者の感情を損ねていたそうです。
考えてみたら、資料等をみれば誰にでも「滅茶苦茶よい話」であることが、理解できるものをことさら強調して言うことはなかったのです。 確かに「ムッ」として当然ですね!
僕は、この事件?をきっかけに一つ学びました。 交渉や議論の場において、正しいことを言っても、相手の感情を損ねたらすべて水の泡になる。
これは「正しいこと・・・つまり相手が納得する以外に選択肢がない正論・・・をぶつけると相手は感情を損ねてしまう。」という事です。
これがデジタルなコンピュータ相手なら銭の勘定だけで納得して貰えるのでしょうが、アナログな人間が相手の場合はそれだけではダメなのです。
これはを僕は、「アナログのジレンマ」と呼んでいます。  |