ザ・ゴール -企業の究極の目的とは何か
この本の、発売当時は、「世界で250万部売れたにもかかわらず、17年もの間日本での出版だけが認められなかった。いわば「幻の名著」である。」という謳い文句でした。
長い間日本で出版されなかった理由について、著者の説明では「日本人は、部分最適の改善にかけては世界で超一級だ。その日本人に『ザ・ゴール』に書いたような全体最適化の手法を教えてしまったら、貿易摩擦が再燃して世界経済が大混乱に陥る」というのが出版を拒否し続けた理由らしい。(笑)
物語は、機械メーカーの工場長である主人公のアレックス・ロゴを中心に繰り広げられる工場の業務改善プロセスを主題にしている。
本書は小説ですが、その内容はかなり実践的で、会計情報の正しい見方や落とし穴、「効率化」の陰に隠された諸問題を浮き彫りにしています。
ここで著者が提唱しているTOC理論とは、トヨタの「かんばん方式」やキヤノンの「セル生産方式」に近い生産理論のようです。
またこの著者の著書としては、下記のシリーズが出版されています。 『ザ・ゴール2』・『チェンジ・ザ・ルール!』・『クリティカルチェーン』
どれも名著だと思いますが、「迫力」というう点では本書がやはり一番です。
著者:エリヤフ・ゴールドラット 出版社:ダイヤモンド社 (2001/5/18)
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